過去やったことサルベージです
動機
引っ越した
でも実作業やりたい
郵便局で繁忙期のゆうパック積み込みの短期バイトしてたときに大きい荷物はレーンを介さずにパレットに積まれた
部品郵送すればいけるんじゃない?
打診
というわけで、やりました。
作業内容
リブの組み立て
柏の作業場(本部)のNCで切り出されたリブを名古屋支部に送り、支部で組み立て後本部に返送する。
準備
本部での準備
NCで発泡スチロールの切り出しをしてもらいます。
また、必要な道具が作業場にあったらそれも送ってもらいます。
パーツの切り出し
Starting the Type-R two (second NC hot-wire cutter)
(CoolThrustで利用しているNC、チーム公式ブログへのリンク)
こんな感じで、リブ製造中です。 pic.twitter.com/oW9zOfsJ9O
— クールスラスト (@COOLTHRUST) November 19, 2017
送ってもらったものリスト
・リブのパーツ
・型紙
・注射器…接着材の量の調整に利用する
・バルサ片…これを利用して接着材を塗る
・平らな板
梱包状態
開封時の様子とともにお伝えします
クリスマスプレゼントが届いたよ!
— ライ (@deciliterai) December 7, 2017
中身はなんだろうね! pic.twitter.com/HaLlPZY2Tc
カラーボックスが入っているような平べったい段ボール
さっそくあけてみよう! pic.twitter.com/QeRPKElfWG
— ライ (@deciliterai) December 7, 2017
ボール紙や型紙で保護
紙の下には……リブだー! pic.twitter.com/yRRjjpVYh7
— ライ (@deciliterai) December 7, 2017
送付物は箱や水平な板にマステで固定
配送中の破損は無し
支部での準備
自宅の環境や設備を支部として稼働可能な状態にします。
自宅の環境を整える
・十分な作業スペース(床)の確保
・部品の保管場所を作る
要するに、掃除。
支部で準備した道具
・まち針
・スチのり
・文鎮
みんな大好きスチのり
ペットボトルでも十分だけれど手芸用文鎮があると便利。
私は丸型のものを利用しているけれどこういう形も良さそう。
文鎮の重さにより発泡スチロールに変形が起きないか心配だったが、柏本部のメンバー曰く全く気にならなかったとのこと。
作業内容
製作
1.板の上に型紙とラップを敷く
ラップを敷くのは接着剤が付くのを避けるため。
2.部品配置
型紙通りにパーツを配置し、不足や破損が無いか確認する
この写真は文鎮の導入前に撮影したので酒瓶で型紙とラップを押さえている
3.接着
一度各パーツを外してスチのりを側面に塗り、接着する。
スチのりを入れる前の注射器
このとき文鎮があるとずれを防ぐことができるので便利。
名古屋支部報告です
— ライ (@deciliterai) January 8, 2018
裁縫用の文鎮が導入されました pic.twitter.com/ILgKdllpkS
4.まち針で固定
接着面を狙ってまち針を刺す。ずれ防止のため針を刺す向きは変える。
リブです
— ライ (@deciliterai) December 13, 2017
今日の名古屋支部のBGMはsyrup16gです pic.twitter.com/gFn9To7z21
桁穴周辺を接着しないのは主桁とリアスパがすでに固定されているため、リブセッツの都合上。
5.乾燥
文鎮などの重石を外して平らな面の上に置き乾かす。スチールラックの上が主な乾燥場所となった。
家具への接着材の付着を防ぐため、この時もラップを敷く。
ジングルベル ジングルベル pic.twitter.com/n9qcaIu4Ef
— ライ (@deciliterai) December 19, 2017
6.針を抜く
まち針を抜き、保管する。
リブの管理
組み立て前のパーツはセリアで買った箱に保管する。
これをこうしてこうじゃ! pic.twitter.com/r9QeIn1BRt
— ライ (@deciliterai) December 11, 2017
完成したものは平らな場所に積み上げる。
リブの乾かし場所はここでいいかな pic.twitter.com/97yzwIMaJs
— ライ (@deciliterai) December 11, 2017
この後しばらくCDボックスの上はリブの保管場所と化した
本部への返送
梱包状態はパーツなどが送られてきた時と同様にし、返送します。
遠隔地(名古屋)で頼んだ半リブの組立作業が完了し昨日届きました。遠隔地への輸送中に不安な部分(梱包や取扱)が解消された感じです。輸送による問題は無し
— クールスラスト (@COOLTHRUST) February 10, 2018
遠隔地での作業が計画レベルから実行可能なレベルに引き上げられた pic.twitter.com/Iz4yYNdZHF
作業で困ったときのQ&A
Q.切り出し精度の関係で組み立て時に隙間ができてしまいました
A. 柏本部で修正します。隙間が小さいときはスチのりのみ、大きい場合は発泡スチロールで埋めます。
Q.パーツを壊してしまいました。
A.
ヘーキヘーキ。形が出るように直しといて。桁穴は接着しちゃダメだよ
— Y.Kuni@今更ターンA観てる (@ykuni) December 17, 2017
接着剤を塗ってマステで固定し一晩置いて直しました。
Q.まち針を抜く際に針の頭だけ取れました
A.ペンチで針を抜きます。もったいないから抜いた後の針は頭を接着剤で固定してまた使いましょう。
手芸では百均の針は使いづらい(母や友人談)そうですが、この作業の場合については未検証。
手芸用品店で買えばよかったかもしれません。
Q.送り状の品名には何と書きましたか?
A.『美術品』
柏本部から送られてきたときの伝票の内容に従いました。
そして郵便局に持ち込みました。
郵便局員さん「美術品とありますが、中身は具体的に何ですか?」
私「えーっと(リブをどう説明しよう)……立体造形物です」
嘘は言っていないですね。
遠隔作業を想定するチームの皆さんの参考になれば幸いです。