買っちった pic.twitter.com/vBwz1UJ2Yx
— 人力飛行機探訪記 (@raihpa_) 2022年1月24日
第24回(2000年)の鳥人間コンテストを中心としてまとめられた本。
巻頭の大会写真ページは滑空機の出場チームの顔ぶれが令和の現在と大きく違ったり、今は亡き東京大学F-tecのフライトが見開きで大きく載っていたり。
"Some of The Birds Will Fly Someday"*1に掲載されている上智大学Sophia Flying Turkey、横浜横須賀Flyers、埼玉小川おじさんチームの3チームは三面図掲載あり。
学生チームを中心に紹介する"FLYING KIDS"の章では作業風景や試験飛行の写真に加えてチームのウェブサイトのスクリーンショットが掲載されており、2000年ごろの個人サイト時代を感じる。
当時の空気感を味わう、この本に掲載されているチームが特に注目を浴びていたのかな……などと想像を巡らせるといった楽しみ方もできる。
巻末掲載のデータファイルには第1回(1977年)から第23回(1999年)までの全出場チームの飛行距離などが記録されている。(第24回は巻頭ページに掲載)
公式サイト上の大会の記録では1~10位までしかチーム名が掲載されていない年もあるため初期の記録としてもありがたい一冊だ。
じっくりと見ていると、人力飛行機にハマるうちによく見かけるようになった方のお名前を発見する。それもまた一興。
裏表紙側の帯に書かれた言葉。これなんだよなー。
だれもが空に憧れる。
けれどだれもが空を飛べるわけじゃない。
*1:おそらく第25回大会に応募予定のチームを紹介する章?