人力飛行機探訪記

鳥人間はじめ人力飛行機を見てきた記録をアーカイブ

フライト見学振り返り2018 - つくば鳥人間の会

7/22 つくば鳥人間の会 @桶川飛行場

 

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この日は富士川でのアルタイルのTFへ行くか迷ったけれど「今年のTBWは仕上がりがいい」という噂を各方面から耳にしたので行くことを決意。

結果、行ってよかった。場数が違うと思わせられた。

 

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今年度の鳥人間コンテストの書類通過チームとつくば鳥人間のTF回数を比較したところ、このようになった。*1

各チームのブログやツイッターなどを利用して調べましたが、数え間違いや捕捉し損ねた情報もありそうなのでその際はご指摘お願いします。

 

レベルアップには一回当たりのTFで何本飛ばせるかも関わってくるので一概には言えないが、大利根飛行場を単独利用となれば一回当たりに飛ばせる回数も多いだろう。

 

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3時頃に到着した時には機体がほぼ組み上がっていた。トラック到着は1:30だったそう。

写真は4:20頃、全組完了後すぐ撮影したもの。

薄暗い中でショッキングピンクフェアリングと翼端が目立っていた。個人的にポイントが高いのは機体塗装やTシャツに使われている色とモチーフが揃っていること。統一感があっていい。

 

ラストTFということもあってか、参加人数は60名と大規模。主翼まわりに20名、コクピットの保持に3〜4名、電装に4名配置していたことはわかった。そして夜明けまでちょくちょく機体保持者の交代が行われていた。また、ちらっとだけ見せてもらったTFマニュアルにはどこに誰を配置するかが細かく書かれていた。キャッチャーを左右10箇所に配置って多くない?と思ったが後輩に経験を積ませることを考えてだろうか。

そして組み立て作業時の光源は車3台のライトだったが、ヘッドライト所持者の割合も多いよう思えた。

昔は少数精鋭のメンバーでやっているチームに惹かれていたが、今は大人数を手際よく率いていくチームにも惹かれるようになった。

人力飛行機業界、チームの人数が多ければなんとかなるってわけでもないわけじゃないよね。片手で数えられる人数で機体を作ったから片手じゃ数えられない人数の君のチームが機体を作れないはずないってよく言われたけれど、人を動かす能力が無いとどう動いたら効率がよく、邪魔にならないのかわからないままだよ。

 

余談はさておき。

 

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現地は無風と言っていい状態。

ラストTFとして申し分ない環境なのだけど、2018年のTBWのパイロットは偏流飛行が上手いと聞いていたため少し残念。見てみたかった。

 

この日は走行2本、直線飛行3本、S字飛行2本。このあともう1本飛ばしているけれど当日の私のメモの書き方が悪く何を目標にしたフライトだったのか不明。なんだ「ジャンプ+滑走」って。7月22日6:40の私は何を書きたかったんだ。

 

この日のフライト全体の感想

・無風状態なのもあり離陸、着陸ともに安定している

・やや逸れた場合も修正が早い

・舵取りはかなり慎重な印象を受けた

・休憩、給水の指示もきちんと行われている

 

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これは直線飛行3本目でやや逸れたけれどすぐ修正されたときの写真


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これはS字飛行の写真(たぶん2本目)

写真撮影は逆光との戦いだったのでせっかくのポップなフェアリングが見えない。悲しい。あと写真の腕前が腕前なため構図のバリエーションに欠けている。

 

6:50ごろ、異音により中断。見学時には特にそういった音を聞いていないため、パイロットにのみ聞こえた音だろう。

異音の原因はマウントにクラックが入ったことだったため7時ごろ、続行を断念。お疲れ様でした。

 

S字飛行を見せてもらったのでTシャツを買いました。

届くの楽しみにしています。

 

 

2018-10-05 追記

Tシャツが届きました

身長163cm、着用サイズはレディースMサイズ

手持ちのメンズSサイズのTシャツより丈は長め

 

*1:今回の更新で一番時間がかかったポイントです