人力飛行機探訪記

鳥人間はじめ人力飛行機を見てきた記録をアーカイブ

名大AirCraftの機体展示の変化

名古屋大学AirCraftの機体展示を、気がついたら2016〜2018まで毎年見に行ってました。

3年間でどう変化したか振り返ります。

機体構造の評論はもっと頭がいい人に任せます。

 

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これは2018年のスピナーです

 

これはSPINAという曲です

SPINA

SPINA

  • soyuz project
  • エレクトロニック
  • ¥150

 

 

・展示機体と場所

2016年9月2日〜16日 イオンモール名古屋みなと

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訪問日 9月11日

機体は2013年~2016年までの部品を組み合わせたもの

階段付近で展示されていたので色々なアングルから見やすかった

 

2017年9月9日~10日 エアポートウォーク名古屋

訪問日 9月10日

展示機は2016年の機体、Polaris

あいち航空ミュージアムのオープンプレイベントでの展示

このときはちょうどトリガール公開時だった

8/26,27には電気文化会館での航空宇宙フェアでも展示していたけれどそちらは未訪

 

2018 9月19日~24日 あいち航空ミュージアム

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訪問日 9月24日

あいち航空ミュージアム内のイベント「人力飛行機体感展示」にて

機体は2017年のZephyranthes

組み上げたプロペラとは別に触ることができるようもう一つプロペラを展示していた。そちらは2013年のもの。 小さく「シリウス」と書かれていた。

 

・特色

2016 機体説明のパネルが多め

展示期間が2週間あったため、部員の方々が常にいる状態ではなかった。そのためか機体に各部位や活動の説明が吊り下げられていた。

 

2017 募金箱が設置されていた

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募金をするとプロペラのリブのレプリカ(MDF製)がもらえた。クラウドファンディング

 

2018 機体に触っていい

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「体感展示」の名の通り、優しくなら翼に触ってもいいという大盤振る舞い。やや遠慮がちに、でもべたべたと後縁を触ってきた。

 

・第一印象

2016 思ったよりコンパクト

主翼は中央翼のみ、胴体パイプを分割して展示だった

 

2017 人が多い

見に行った日はちょうど休日。親子でクイズ大会に参加している人も多かった。

フードコートの横のスペースでの展示だったからか、私が見に行った時の中では最も賑わっているように見えた。

 

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クイズ大会の参加賞・桁(うまい棒)(ピザ味)

 

2018 距離感が近い

展示場所の都合上、上からのアングルで見ることはできない。しかし近い!
距離感としては飛行会の機体展示と同じくらい。
最終日に行ったためかゆっくりと見ることができた。

 

ミュージアムの入り口でTFの映像が流されていた。館備え付けのディスプレイを使った映像展示は他に仙台市科学館しか覚えがない。空宙博にはない。成田はどうだったっけ。三沢や小松はまだ訪れていないので不明。

 

 

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TFの映像は機体横でもプロジェクターを利用して展示されていた。シムの順番待ちの時に眺めるのにちょうどいい。

 

フライトシムの進化

2016年は展示がなかったので割愛


2017

このときは飛行場のモデル
(階段の上から撮影したので画質の悪さはご容赦ください)

2018 VR対応

琵琶湖のモデルができていた。左右を見回すとプラットホームの再現度が高いことがわかる。
ヘッドマウントディスプレイはVIVE、操縦はXboxのコントローラーを使用。

 

・機体の保持

2016 

主翼は中央翼のみの展示だが、出入り口に近いということもあり両端はポリタンクと結ばれていた。

プロペラは組まれていなかった。メンバーがいない場所で展示するならそれもひとつの手段。もしくは展示面積の関係かもしれない。

 

2017

ペラハブ付近が片側1箇所づつ紐で固定されている。人が多い場所で展示するための配慮がなされていた。

しっかりとした台座に乗せられてジャンプ時のような高さになっている。

 

2018

ペダルとパイプが養生テープでぐるぐる巻きにされ、プロペラが回転してしまわないよう固定されている。

もしかしたら2017年も同様かも?(2017年はフェアリング内の写真を撮影していない)

 

 

以上、ここ3年間の定点観測でした。

 

あとこれは、いただいたリブです。f:id:deciliterai:20181003202707j:image

 

2018-10-13 追記:AirCraft公式のツイートの埋め込みができていなかったので修正