人力飛行機探訪記

鳥人間はじめ人力飛行機を見てきた記録をアーカイブ

レッドブル・フライトデー2024のルールをざっくりチェック

人力飛行機ファンのみなさんこんにちは。

2024年も人力飛行機の大会がいくつも開催されますね。

なんといっても今年は、レッドブル・フライトデーが日本で開催されます。

「名前は知っているけれど、見たことはない……」「鳥人間コンテストのコミックエントリー部門?」という方も多いかと思います。

そこで、ルールを調べてみました。

 

 

Red Bull Flight Dayとは?

レッドブルによる自作飛行機のショー型コンテストイベント。

ただし『自作飛行機』の形状は非常にユニークなものばかり。

航空機の形状の物もあれば、赤べこや手裏剣など風変りな物も多々あります。

1992年にオーストリアの首都ウィーンで初開催され、世界各地で行われてきました。

日本では過去には2015年に開催され、今年2024年の大会は約40チームが出場します。

 

大会の特徴

機体サイズの制限

レッドブル・フライトデーのルールの大きな特徴は機体サイズ。

機首から尾部まで5m未満、翼幅7m未満、高さ3m未満。重量はパイロットを含めて200kg以下といった制限があります。

通常、人力飛行機の翼幅は20mほど。

レッドブル・フライトデーの機体は、鳥人間コンテストに2004年〜2008年の間に存在した、滑空機部門フォーミュラクラスの主翼12m以内という制限よりもさらに小型です。

 

レッドブル・フライデーの機体サイズ

 

ジャンプ台のサイズ

レッドブル・フライトデーのジャンプ台は高さ約7m。

鳥人間コンテストのプラットホームの高さ10mとも、滑走路からの離陸を行うHPA飛行会イカロスカップとも違った高さからのフライトです。

 

チームについて

人数はパイロットを含めて最大5名まで。年齢は全員18歳以上。

少数精鋭のメンバーでの出場となります。

 

採点基準

レッドブル・フライデーの採点基準は3つ。

飛行距離に加えて、『機体とクルーのデザイン性』『滑走路でのパフォーマンス(2015年の大会では45秒間)』といった芸術点での加点が行われます。

 

Red Bull Flight Day 2024はいつ開催?

RED BULL FLIGHT DAY 2024は、2024年5月26日に神戸ハーバーランドで開催されます。

開場は10:00、開演は11:30。

人力飛行機の大会の多くは早朝から始まりますが、レッドブル・フライデーはお昼のフライトなので見に行きやすいですね。

みなさん熱中症や日焼け対策をしっかりしつつ観戦に行きましょう!

 

関連動画

弊ブログのマスコットキャラクターである、VTuberつばさつるによる出場チーム紹介配信です。

www.youtube.com

関連リンク

Red Bull Flight Day Japan