立命館大学RAPT “Catharsis” "逢飛"

バンドー神戸青少年科学館の春の企画展、『大空に舞え！紙飛行機展』*1の中で立命館大学RAPTによる機体展示が行われました。

立命館大学飛行機研究会RAPTとは
- 2021年度機 “R-10D Catharsis”
展示の様子
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立命館大学飛行機研究会RAPTとは

立命館大学びわこ・くさつキャンパスで活動する人力飛行機サークル。
1996年創部。
2010年より鳥人間コンテストの人力プロペラ機部門に挑戦している。
直近の記録は、2019年の254.53m。（チーム記録）

2023年は中ペラ型プッシャー式の機体を製作中。

2021年度機 “R-10D Catharsis”

立命館大学RAPTが2021年度に製作した機体。読み方は『カタルシス』。

「R-10D」はディスタンス部門に移行後の10機目を意味している。

機体重量: 39kg

主翼スパン: 32.6m

巡航速度: 7.6m/s

必要動力: 200W

展示の様子

2021年度の機体“Catharsis”と2022年度の機体"逢飛"（アビ）を組み合わせて展示されている。

コクピット、フェアリング、プロペラ、主翼（中央のみ）を組み上げた状態で展示。
尾翼はパネルスタンドに立てかけられている。

主翼

中央の主翼を展示。

リブ厚8mm、プランク厚3mm。

前後の穴はリブ切りの際に使用した穴。

翼班リブ切り中♪#鳥人間 #鳥人間コンテスト #鳥コン #飛行機 #人力飛行機 #立命館大学飛行機研究会RAPT #RAPT #久しぶりの投稿 pic.twitter.com/PuaI5gWBVp
— 立命館大学飛行機研究会RAPT (@RAPTritsumei) 2021年1月20日

コクピット

フェアリングは2022年の機体『逢飛』のもの。

内側はトラス構造の肉抜きがされている。

実際に触ったり、持ち上げたりすることができるコクピットも用意されている。

昨今では珍しくなったフライングワイヤのマウントや、ワイヤリンケージの部品といった部分まで近くで見ることができる。

プロペラ

おそらく2022年の機体『逢飛』のもの。

カーボン製のモノコック構造が特徴。

図面・リブ・後縁

機体の三面図や主翼のリブ、後縁などが展示されている。

壁に貼られているのは鳥人間コンテストに出場した2015年、2016年の図面。

機体展示の後縁は木材が貼られていたが、こちらの展示はカーボン貼り。

スケールモデル

1/100スケールの模型がドーム状のケース内に展示されている。

後ろに映っている解説パネルには、パーツ数がより多い模型が掲載されていた。

一回生の雅くん(@aa_aa_a_a__ )がCatharsisのプラモデルを作ってくれました！
一同驚きの作品で言葉を失ってました。 pic.twitter.com/CU4O1CVGlQ
— 立命館大学飛行機研究会RAPT (@RAPTritsumei) 2021年8月26日

<AIOL作品紹介③>
鳥人間飛行機模型(1/25スケール)

飛行機研究会(@RAPTshinkan2022)の一回生が設計し、組み立てました.
なんと1パーツを除く全190パーツを3Dプリンタで印刷しました！

プロペラと水平翼, 垂直翼は実際の機体と同様に動きます！#春から立命館 #春からBKC #立命館大学 pic.twitter.com/P3bMa8teTM
— All In One Lab.(AIOL) (@All_In_One_Lab) 2022年2月17日