BHPFC主催のオンラインイベントに参加してきました。
私は人力飛行機のフライト見学についての発表を行いました。
#bhpfcV2020
2020年のイカロスカップが中止となったため、代替としてオンラインイベントが企画されました。
オンラインミーティング、クイズ大会、講演といった内容です。
2020 Schedule for virtual celebration of the Human Powered Flight is here! A truly international event .... can't wait!...
British Human Powered Flying Clubさんの投稿 2020年7月6日月曜日
クイズ大会の答えは「SUMPACが収蔵されている博物館の名前」と「鳥人間コンテストで60km飛んだチーム」しかわかりませんでした!
きっとこれを暗記していないと解けない
講演内容
How HPA's technology is useful in other sectors
昨年のイカロスカップで実験が行われた*1空気注入式の翼に関する内容の発表です。
前例であるPhoenix*2をこの講演をきっかけに知りました。
The Design & build of the Lazarus HPA by SUHPA Society
前回見学させてもらった時から進捗がいろいろとあり、フライトが楽しみになる内容でした。
The Evolve Human Powered Aircraft by Loughborough University
ラフバラー大学のチーム、Evolveによる機体設計の紹介。
個人的には紹介されていたプロトタイプデザインがユニークだと感じました。
University of Toronto HPV design team
トロント大学のHPVDTによる活動報告。HPVDTは初期には羽ばたき機Snowbirdの製作を行っていました。*3
フェアリングの検証方法の話が特に興味深かったです。
First hand accounts of HPA flights in Japan
私の発表です。かっこいいタイトルをつけてもらいました。
今まで見学させていただいたフライトを中心に日本の人力飛行機の紹介を行いました。
言わばこのブログの総集編です。
How to make HPA structures cheaper
製作費用をどのようにして下げるかという内容。
リアスパを入れないといった既存の手法からユニークな桁形状の提案まで、様々な提案とディスカッションが行われました。
感想と反省
オンラインでもないと機会がなかなか無いイベントに参加することができて大変良い経験となりました。
主催であるBHPFCの方々、講演を行ってくださった皆様、講演を聞いてくださった参加者の皆様ありがとうございます。そして講演を行う際に翻訳を引き受けてくださったJoshさん、特に質疑応答の際に大変助かりました。ありがとうございました。
Zoomの仕様に慣れておらずチャットを見落とすなど改善の余地が多々ありました。私ももっとチャットに参加し感想や質問を投稿できたな……と思います。
語学力がもっと欲しい、NIEWsのフライトを紹介したときに空飛ぶオランダの会が源流であることを説明しそびれたなど反省点が後から後から出てきますが、日本の人力飛行機の魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。
そして無職だからこそ日本時間の深夜に参加できました。
そんな私に仕事をください!!